神輿担ぎの苦い思い出とその魅力

今週のお題「まつり」

 

お祭りには少し苦い思い出があります。


これは僕が20代前半の頃の話です。


お祭りで神輿を担いだり、手伝いをしてほしいと頼まれました。


せっかくの休日だったので、参加しようかどうか悩みましたが、ちょっぴり興味もあったので参加してみることにしました。


そして当日、神輿を担いだのですが、めちゃくちゃ肩が痛かったです。


そりゃそうです、日常では経験しないようなものすごい重量の神輿が上下に動きながら、ズシン!ズシン!肩に負担をかけていくのですから…


神輿を担ぐ前は、暑そう、キツそう、肩が痛そう、声を出すのが恥ずかしいなど、マイナスなイメージでした。


実際に暑いし、キツイし肩も痛いかったけど、それ以上に「えっさ!えっさ!」と声を出しながら担ぐのはなかなか新鮮で楽しかったです。


しかし、問題はそれ以外のところにありました。


神輿担ぎは一定区間ごとに休憩があり、そこで若手は3〜4人程度で担ぎ手に水を配るという仕事があるのですが、僕は要領が掴めず、効率よく水を配ることができませんでした。


そのため、「まだこっちに水が来てないぞ!使えねぇな〜」とみたいな感じに怒られ、ちょっぴりテンションが落ちてしまいました。


仕事ならまだしも、せっかくの休みの日にボランティアで参加して、キツイ思いをして怒鳴られるのだから、テンションは下がります。


怒鳴られた後も引き続き「えっさ!えっさ!」と声をあげて神輿を担ぐのですが、だんだん帰りたくなり、その後はものすごく時間が長く感じました。

 

神輿担ぎの魅力と僕の結論

 

僕の場合、神輿を担ぐこと自体は楽かったのですが、年上との上下関係や伝統的なルールに抵抗を感じました。

 

僕は年齢関係なく和気あいあいとした雰囲気が好きなので、おそらく神輿担ぎには参加しないと思います。


ネガティブ気味に書いてしまいましたが、神輿担ぎが好きな人は本当に好きで、実際に担いでみると、その魅力はよくわかります。


多人数でかけ声や足並みを揃える一体感の心地よさは、なかなか日常では体験できません。


大声をあげるってのも、なかなかいいものです。


すぐに友達ができるタイプなら一人でもいいかもしれませんが、僕のようにコミュ障は友達と参加するのがオススメだと思います。


もしかしたら僕も友達と参加してたらもう少し楽しめたかも。

 

僕は知り合いからの紹介でお神輿に参加しましたが、Googleで「神輿 担ぎ手 募集」と検索すればいろんなサイトが出てくるので、少しでも興味がある人はぜひ挑戦してみると良いと思います。


以上です、ありがとうございました(^^)