つい先日のことです。
お腹が痛くなり、コンビニのトイレに駆け込みました。
そして、用を足し終わるちょっと前にノックの音がしました。
「まだ入ってますよ」という意味で、ノックで返事をすると、再度ノックをされました。
「あれ?聞こえなかったのかな?」と思い、こちらももう一度ノックをしかえします。
すると、またノックが帰ってきたのです。
うん、間違いない、ドアの向こうの人は、トイレに人が入ってると知った上でノックしてるんだと気づきました。
さらに今度はドアをガチャガチャ引き始めた。
怖いな…このドアの向こうには、いったいどんな人が立ってんだろうか…そもそもそんなに待たせてるのか?
せいぜい3~5分くらいじゃないのか?
そう思いながらトイレを流し、急いでドアを開けました。
立っていたのはどこにでもいそうな70代のおばあちゃん。
その人は「すいません、すいません」と言いながらトイレに駆け込みました。
ちょっぴり意外。
怖そうな人か、はたまた小学生かそこらへんなのかなと思っていたら、ふつうのおばあちゃん。
それにしても、ドアをガチャガチャ引くってのはなかなか大胆というか、勇気がいることです。
なにせ、トイレの中にはどんな人がいるのかわからないのだから。