【書評】『ももこのよりぬき絵日記 ①』(さくらももこ)

ももこのよりぬき絵日記 1 (集英社文庫)

概要

書名: ももこのよりぬき絵日記 ①

作者: さくらももこ

出版社: 集英社

出版年: 2010年7月16日

本の長さ: 320ページ

ジャンル: エッセイ

内容: 『ちびまる子ちゃん』や『コジコジ』でお馴染みの、さくらももこさんのエッセイ集。

 

特徴

・どのページからでも楽しめる。

・挿し絵が可愛らしい。

・1つのエピソードが平均180文字、多くても400文字程度なので、読書習慣が無くても気軽に読める。

Kindleのサンプル版を読んでいただくと、イメージがつかみやすいかと思います。

 

この本を読むと得られること

・クスッと笑える。

・日記を書き方の参考になる。

・何気ない日常を面白く捉える視点が学べる。

・子育ての悩みや喜びに共感できる部分があるかも。

 

感想

小さい頃は毎週、「ちびまる子ちゃん」を見るのが楽しみでした。

 

懐かしい思い出です。

 

「ちびまる子ちゃん」の定番の流れ、まる子が勝手に期待に胸を膨らませ、それが叶わず「トホホ…」と肩を落とす姿。

 

今思えば、どこか今の自分にも重なるようで、ちょっぴり笑えてきます。

 

…考えてみれば、昔も今も、あまり変わっていないような…

 

この本を買ったのは、日記ブログを始めてみようと思ったのがきっかけでした。

 

さくらももこさんのように、ユニークな視点で日記を書きたいと思っていたのですが…

 

いざ書いてみると、ものすごい不自然。

 

所詮は付け焼き刃、表面的なまねごとは本家に敵うわけもなく、普通に書くことにしました。

 

この本はタイトル通り絵日記で、日常のちょっとした出来事が、挿し絵とともにたくさん書かれています。

 

「よくもまぁこんなことも日記にできるもんだ」と思えるような小さな出来事を、クスッと笑える文章にできるのは本当にすごいと思います。

 

この本は、これから日記を書きたいけど、何を書いたらいいかわからない人におすすめです。

 

「こんなことでも日記にできるんだ!」と、日記を書くハードルを下げてくれるはずです。

 

…面白く書けるかどうかは別問題ですが。

以上です、ありがとうございました(^^)